令和2年 第3回 定例会 一般質問
船橋市のICT化について
質問
船橋市のICT化に関しての考え方の基本となる、理念や設計思想・コンセプトは。
答 総務部長
来年度策定予定である「(仮称)船橋市ICT化推進計画」において示す予定。
ICT化推進計画は、国が策定したICT化計画である「デジタル・ガバメント実行計画」等を
参考に、オンライン申請の拡充や、クラウドサービスの活用といったシステムの最適化など、
市民の利便性の向上と業務の効率化を図るものとする予定。
質問
スマートシティといった町づくりに対する、長期的なプランや将来像・ビジョンについての考えは。
答 企画財政部長
第4次産業革命といわれる大きな変化の中で、本市としても10年後、20年後を見据えることは
重要であると考える。
まずは、国が進める施策について、情報収集をしていく。
質問
ICT化や未来都市を見据えた、将来の戦略性を持った組織、
専門的組織の設置検討が必要ではないか。
答 総務部長
「ICT化推進計画」の直接の所管である情報システム課において、
専門的知識の修得や、積極的な情報収集に努め、国や先進自治体の動向を注視する。
要望
情報システム課という課名やICT企画立案を含めた事務分掌の見直し・整理の検討を要望する。
質問
教育委員会のICT化に備えた理念・考え方、将来のビジョンは。
GIGAスクール構想など踏まえ、組織改変は検討しないのか。
答 教育次長
現時点では、関係部署と連携を密にして、GIGAスクール構想の実現
に向けて準備を進めている。
今後の組織のあり方につきましては、他自治体の事例等を参考にしながら研究する。
スーパーシティ構想について
質問
船橋市はスーパーシティ構想についてどのように考えているか。
内閣府ではスーパーシティ構想について、今年12月を目途に
モデル区域の公募を行うとのことだが、公募に応募はしないのか。
答 総務部長
当該法律については5月末に成立して間もないことから、今後も国の動向について注視していく。
質問
改めて問う。船橋市のICT化ついて考え方や理念、政策方針、ビジョンなどの将来像は。
答 辻 副市長
基本理念として、ICTの活用はこれからの市民生活になくてはならないものだと考えている。
例えば道路部では、ビッグデータを活用した交通シミュレーションシステムの導入も行っている。
最新の情報を捉え、国の動向等を見極めながら、政策立案に生かしていく。
働き方・業務改善・意識改革について
質問
今回のコロナ禍において、本市もテレワークの導入や時差勤務など
業務の見直しを行っている。これらの新しい働き方のなかで、
新たな知恵や、業務改善につながる動きもあったのではないか。
このような知恵や経験を今後どのように活かしていくのか。
答 市長公室長
コロナ禍における在宅勤務や時差出勤などの取り組みは、
これまでの仕事のやり方を見直す大きなきっかけとなった。
引き続き検討を要する事項などもあるが、効率的で柔軟な働き方に向け、
取り組みを進めていく。
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