令和7年 第2回 定例会 一般質問

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運動施設へのAEDの設置

質問
運動施設では通常時より心肺停止になる確率が高く、AEDの設置が推奨されている。
例えば、本市の球技等の運動ができる広場にはAEDが
設置されていない施設もある。
管理の問題もあるが、まず球技等の運動ができる広場には
AEDの設置を積極的に検討するべきないか。

答  健康部長
現在AEDが設置されていない球技等の運動ができる広場については、
現状の利用状況や近隣のAED設置施設の状況等を踏まえ、
設置の可能性について調査研究していく。

ネーミングライツ

質問
前回の答弁で千葉県の歩道橋の例をあげて、船橋市が導入できない理由の一つと
されていたが、市川市、浦安市はネーミングライツ契約ができている。
船橋市だけが契約できないことに何か特別な事情があると考えているのか。

仮に船橋市だけの特殊な事情があるとすれば、ネーミングライツいかんに
かかわらず、今後の市政運営において、需要な「違い」でとなり、
詳細を調査する必要があると思うが、詳細の調査をする予定はあるのか。

答  企画財政部長
近隣市における応募も低調で、契約金額が低下傾向にあったことから、
現時点でネーミングライツを導入することは費用対効果の面から難しい。
千葉県が募集し契約に至った市川市・浦安市にある6件の歩道橋は、全て同一の
企業の応募で、契約金額も最低契約金額と同額か、それに近いものであった。
本市においても同じような状況になることが想定される。

質問
千葉市は千葉県の募集状況を踏まえたうえで歩道橋ネーミングライツの募集をしている。
更に千葉県が最低金額年額5万円から条件だったのに対し
千葉市は15万円からの募集となっている。
千葉市と船橋市で判断がわかれる理由は。なぜ見解の違いが生じるのか。

答  企画財政部長
千葉市の例だが、いくつか応募はあったが、多くのところで応募はなく
募集を継続している状況であるなど、難しい状況を把握した。
改めてネーミングライツの導入の可能性について調査等を行っていく。

質問
落札した企業は、船橋にも支店がある。また同年、船橋市にも企業版ふるさと納税
として100万円寄付いただいている。そこは分析できているのか疑問符が残る。
千葉市の歩道橋に関してはHPを確認するとそれぞれ年額60万、40万円、
30万円契約となっており、年間1000万円以上の収入増となる。
年間1000万円という金額は、費用対効果が低い認識しているのか。

本市は包括連携協定など全国的に有名な企業と協力関係にある。
そのような企業にヒアリングや打診はしたのか。

答  企画財政部長
特定の企業に直接確認はしていないが、平成30年度及び令和4年度に
広告代理店にヒアリングを行っている。

質問
電柱1本の広告で年間、3万6960円。5万円の歩道橋にスポンサーがつかないことは
船橋特有の問題というよりプロモーション方法などなど他の要因に
よるところが大きいのではないか。

夏見町2丁目のまちかどスポーツ広場。市内初のスケートボードができる施設であり、
開設にあわせてパブをかけれ、多くのメディアにも取り上げる可能性がある。
この施設のネーミングライツを募集してみることはできないか。

答  企画財政部長
敷地を地権者のご厚意により無償で借りており、やむを得ない事情により返却する
可能性がある。
募集する際にはある程度まとまった契約期間を定めなくてはならないことから、
当該施設にはなじまないものと考えている。

要望
お借りしている土地に、約5600万円かけて整備しスケートボード場や
バスケットコートを作るのに、ネーミングライツの契約は返却の可能性から
できないということは、論理破綻していると言わざるを得ない。
お金を使う時には、それ以上に収入についても考えるようにしてほしい。


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