令和7年 第1回 定例会 質疑

塚田南小 東側踏切の拡幅
質問
塚田南小 西側の踏切は整備されたが、東側の踏切は依然狭く危険な状況。
この踏切を拡幅することはできないのか。
答 道路部長
該当の踏切道は、塚田南小学校の通学路に指定されているが、現状は道路幅員が狭く、
登下校時などは児童と車両が輻輳している状況にあることは認識している。
このことから以前より地元自治会、小学校などから踏切拡幅の要望があり、
市として東武鉄道と踏切道拡幅に向けた協議や現地立会いなどを継続に行っている。
今後も早期に安全な歩行者空間の整備に向け、東武鉄道と協議を進めていく。
要望
西船橋駅前交差点、歩車分離式信号なったことを御礼申し上げる。
しかし実際運用をしていると気が付くことがある。
国道14号が流れている下状況でも、歩行者の信号待ち時間が長い。
交通ビックデータを用いたシミュレーションシステム改修関連の予算が
あがっているが、信号システムの調整について警察と協議を進めていただきたい。
ふるさと納税
質問
今まで基本的なこと、つまり新たなポータルサイトの拡充による販路の拡大、
広告等によるプロモーションの強化、返礼品の開拓、そして中間事業者の導入による
業務アウトソース化と民間の知恵の導入を進めてきた。
これからすることは企業誘致や組織の改編など、一定のリスクを伴う。
市は、ふるさと納税をどう考えているのか。戦略的な位置づけは。
答 経済部長
企業誘致については、市内に誘致可能となる産業用地がなく、またふるさと納税は
制度変更がしばしば行われ、企業誘致の製品が返礼品基準を満たさなくなるリスクもある。
今後も本市の地場産品の販路拡大、寄附額増加につなげるため、効果的な PR や
エネルギー開拓などを行いながら、他の自治体での事例も参考にし、
関係部局と情報共有を図りながら取組を進めていく。
財政政策(ネーミングライツ、企業版ふるさと納税など)
質問
ネーミングライツの導入検討状況、企業版ふるさと納税の対応状況(含む人材派遣版)は。
答 企画財政部長
近隣においてネーミングライツを導入している自治体が多くあるが、
近年は応募がない等の理由から、新たな施設に導入した事例は確認できていない。
県が募集した市内4件の歩道橋についても、初め、応募したときには応募者がなく、
延長した結果、応募は1件だった。
これらの状況や現在の景気動向を踏まえますと、現時点でネーミングライツを
導入することは費用対効果の面からも難しい。
企業版ふるさと納税については、多くの自治体において特徴のある取組を実施している。
令和6年度については、B リーグオールスターゲーム2025の開催を踏まえ、
プロスポーツ等に関連ある企業に積極的に寄附の募集を働きかけてきた。
結果、令和6年度は合計で約1700万円の寄附の申出をいただいた。
答 総務部長
人材派遣型の企業版ふるさと納税については、先行している自治体に確認をしたところ、
多くの場合は、企業からの具体的な申出を受けて採用に向けて庁内調整を行うという
流れで事業が進められている。
令和5年度の実績として県内では、市原市と匝瑳市のほうが2市が受入れが実績ある。
引き続き課題等も含めて、導入については情報収集等をしていく。
アンデルセン公園の風車 クラウドファンディング
質問
クラウドファンディングは船橋市がはじめて行った政策。
0から1を生み出したことは率直に評価する。
しかしながら問題点もいくつかある。市の評価は。
答 企画財政部長
当初の目標金額300万円を6日間で達成したことから、セカンドゴールを600万円にして実施した。
広報ふなばしやホームページ、各種 SNS、メディア向けプレスリリースなどの情報発信を行った。
寄附実績として、個人からの寄付が約650万円、法人団体からが約100万円、合計で約750万円。
複数の新聞に取り上げられたほか、専用のプロジェクトページにて70件を超える
応援メッセージを頂戴し、の魅力発信に寄与したものと考えている。
要望
隣市にある習志野文化ホール パイプオルガンの移設費用で8698万3千円を集めた。
一方、船橋市アンデルセン公園の風車は746万5834円。
果たして設定した目標金額は妥当だったのか。かかるリスクはしっかりと計算できていたのか。
反省すべき点は反省し、組織を改革し、考え方を変えていってほしい。
質問
アンデルセン公園は来年度の予算ベースだと管理費に4億2000万円、整備に1億8000万円を計上。
アンデルセン公園単体で、収支をとんとんに近づけるという考えはないのか。
答 都市整備部長
アンデルセン公園は、平成5年に都市公園として都市計画決定を行って整備し、
平成8年から都市施設として市民の皆様に供用している公の総合公園の位置づけとなっている。
公共的なサービスを提供する都市公園の位置づけを維持しながら、
引き続き経費削減等に取り組んでいく。
市営駐輪場の整備
質問
船橋駅周辺の市営駐輪場が月300円で利用できる一方、東中山駅の私営駐輪場は月2500円かかる。
東中山駅だけでなく馬込沢駅や高根木戸駅、前原駅なども同様だが、
市営駐輪場のない5駅の駐輪場を整備するべきでは。
答 都市整備部長
市営自転車等駐車場の整備については、計画的に新規または増設整備を実施している。
市営自転車等駐車場のない駅につきましては、整備計画を立案する際に、
設置可能性の可否の調査するとともに、船橋市自転車等駐車対策協議会等の意見を
伺いながら検討していく。
質問
二和図書館の建て替えに伴い、駐輪場を整備すると聞く。
新規で整備をするのであれば、熱射対策に屋根をつける等できることはないか。
答 生涯学習部長
駐車場、駐輪場、近年は気温がかなり高くなる日も多く、移設工事に
合わせて、利用しやすい施設とするために駐輪場等の屋根の設置については、
今後関係部署と調整し、検討してまいりたい。
市営施設の予約システム
質問
システム的な面でも運用面でも改善できることが多くある。
特にシステム面では大規模改修など大掛かりな対策が必要。
以前の質問で検討するとのことだが、現状は。
答 生涯学習部長
船橋生涯学習予約システムの更新については、千葉県の施設予約システムの
活用を検討している。
施設ごとの利用アカウントの統合などについては、新システムの更新に合わせて
導入をしていくことを検討しする。
一方、更新時期までの間、利用者の利便性の向上につながる運用改善にて
対応できるものにつきましては、適宜対応していく。
デュアルモニターの設置
質問
以前、デュアルモニターの設置について質問をした。
導入はしたのか。進捗状況は。
答 生涯学習部長
サブモニターとして使用しますディスプレーについては、令和6年度に約770台導入しており、
合計1630台導入している状況。
質疑の映像はこちらからお願い致します。