令和元年 第三回定例会 議案質疑


公民館など公共施設の利用料を改定

本議会にて、船橋市が管理する公共施設等における使用料の一斉見直しが議案として提出され、
料金を改定する条例改正案が可決されました。

改定する施設は、公民館や市民文化ホール、勤労市民センターなどの文化施設から、
グラスポ、運動公園、船橋アリーナなどの運動施設、馬込霊園や青少年会館など
ほとんど全ての公共施設となります。

改定により料金が下がる施設もありますが、全体としては値上げをすることになります。
改定の理由として、少子高齢化などにより船橋市の財政が悪化しており、
環境維持のために行財政改革が必要なこと、公共施設の料金設定の根拠に一部曖昧な部分があり、
統一の計算式を用いることにより根拠のある料金設定を行うことにしたことがあげられます。

また、グラスポや運動公園の駐車場有料化も同時に行う予定となっております。
こちらにつきましては、私も疑問に思う部分があり、
会派の代表として壇上にて質疑をさせていただきました。
内容につきましては下記の通りとなります。

船橋市都市公園条例の一部改正する条例
グラスポ・運動公園 駐車場の有料化について

質問
グラスポは駅から歩ける距離とは言い難い。
駐車場の有料化は利用率の低下、ひいてはスポーツをしようという気持ちを奪う。
健康寿命(健康的な日常が送れる期間)の延伸は、政府や厚労省、
スポーツ庁などが率先して取り組んでいるが、その流れに逆向していないか。
また本市のスポーツ健康都市宣言に離反していないか。
総合的、長期的に判断したうえで、船橋市は料金改定により
どのような価値を得ると考えているのか。

答  企画財政部長
行財政改革により生み出された財源は、今後の社会情勢の変化に合わせ、
真に必要な事業に重点的に配分し、総合的な視点から
市民サービスの維持・向上を図ってまいりたい。

質問
自治会連合会、社協、パソコンや健康、ゲーム、フラワー、音楽、書道、盆栽などのサークル、
近隣の保育園から高校と、多くの団体がグラスポ室内で公民館的な使い方をしてる。
整合性はどう考えるか。

答  企画財政部長
基本的にはスポーツ・レジャー施設の駐車場の利用としてとらえている。

質問
スポーツ大会運営者や審判などボランティアの方は益を受けていない。
それでも更なる負担を強いるのか。

答  生涯学習部長
体育協会など各団体協力のもと、無事大会が開催されている。
負担となる部分について一定の配慮が必要である。

また令和元年度船橋市一般会計補正予算として、
・ふるさと納税
・クラウド基盤運用のためのパッケージソフトの調達等

各議案のうち、下記議案について質疑をしています。
詳細は、動画をご確認お願い致します。

・議案第 5号  船橋市行政手続における特定の個人を識別するための
番号の利用等に関する法律に基づく個人番号の利用に関する条例の一部改正について
・議案第33号  公の施設の区域外設置に関する協議について
・議案第34号 公共下水道の使用量等の徴収等に関する
事務の委託に関する規約の制定に関する協議について

動画はこちらからお願い致します。